夜桜バル

3月の頭、世間のお花見シーズンよりひと月も早いこの時期、四谷バルでは桜が満開であった。桜の咲き乱れた5日間、多くの人々がバルに押し寄せ、幻想的にライトアップされた夜桜と酒に酔いしれた。


四谷バル × 桜 × キャンドル

1年の内で短くも儚い桜の時期。特に夜桜の下で飲む花見酒は格別なもの。しかし開花時期の3月末から4月頭にかけて、特に夜はまだ肌寒い。桜は愛でたい。けれども暖かい場所で。できればトイレもすぐ行けた方がいい。そんな想いから実現したのがこの「夜桜バル」である。店内を埋め尽くす桜をライトアップしているのは無数のキャンドル。桜とキャンドルの幻想的なコラボレーションである。


ねのうわさ × キャンドルアーティストMasa

桜の装飾を手がけてくれたのは、植物を使いありとあらゆる提案を行うクリエイティブチーム・ねのうわさ。植物によるインスタレーションや空間装飾、ウェディングプロデュースに取り組み、植物との関わり方に重きをおいた庭園や施設等の植物に関するアートディレクションも手がける。外部のクリエイティブチームとのコラボレーションも積極的に行う彼らの勢いは夜桜バルから5年経った今、益々勢いを増している。


そしてメインの桜を無数のキャンドルで彩ってくれたのはキャンドルアーティストMasa氏。現在は西荻窪のアトリエショップを拠点に、キャンドルの製作、販売、ワークショップを行い、屋内外のイベントにおいて、植物や流木、布、金属、木材、などを組み合わせ、立体的に空間を使うデコレーションを行う。フェス、映画、ミュージックビデオ、舞台美術、芸術祭、ウェディングなど、活動は多岐に渡る。


東京でも桜の開花宣言が出され、都内各所がお花見客で賑わうと予想される今週末。5年前の夜桜の記憶を記してみた。

(写真はキャンドルMasa氏のブログより引用)


キャンドルMasa : 公式HP

ねのうわさ : 公式HP

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