岩井俊二 × 新海誠 降臨。四谷バルは聖地となるのか

2016年7月。都心の中の都心に住み多少の著名人には動じない四谷バル常連の間に激震が走る。


岩井俊二 × 新海誠、初の誌上対談

「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」など独特の世界観で90年代、当時の若者から熱狂的支持を得た映画監督の岩井俊二。

そしてアニメーション作家であり映画監督でもある新海誠。「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」など風景描写の緻密さと美しさ、見る人の心を打つストーリーで一躍日本を代表するアニメーション監督の一人となる。

互いにリスペクトしてやまない二人。新海誠最新作「君の名は。」の公開を控えた7月、初の誌上対談を行う。ここ四谷バルで。



対談の場となったのはあの場所

四谷バルの一番の特徴でもある壁一面の巨大な窓。今にも朽ち果てそうな古びた木の枠と敷き詰められたレトロなタイル。対談の場に選ばれたのは光差し込む一番奥のテーブルであった。お世辞にも綺麗とは言えない古びた店内。70年代で時が止まったかのように思える空間は、日本を代表するトップクリエイター同士の対談の場としても決して見劣りしなかった。



ライフスタイル誌 " EYESCREAM " に掲載

今回の対談はクリエイティブに生きるためのライフスタイル誌 " EYESCREAM " 増刊号、「新海誠、その作品と人。」の中の巻頭企画。リスペクトする岩井俊二との対談から始まり、関連作品の紹介や彼を取り巻くアーティスト、声優、スタッフへのインタビュー、彼の作品を語る上で欠かせないパソコンと音楽との関係性についてなど、新海誠ファン必読の濃い1冊となっている。


四谷バルは聖地となるのか

「雲の向こう」「秒速5cm」「言葉の庭」など新海誠の描く作品には新宿が多く登場する。8月26日に公開された最新作「君の名は。」も、公開前からメディアでも大きく取り上げられ話題を席巻。もちろん新宿が主要な舞台の一つとなっている。そしてここ四谷三丁目も新宿区であり、いつか彼の作品の中に登場し聖地となることを妄想しつつこの文章を締めくくりたい。

ということで、大御所も対談した四谷バルにて対談されたい方はお気軽にご連絡を。詳細はこちらから。


EYESCREAM : eyescream.jp

0コメント

  • 1000 / 1000